去年、今年と
梅酒の仕込みをしていません
かつては
この時期の特命事項みたいに
強い使命感を持って臨んでましたが
ぷつっとやる気の糸が切れました
震災以降
なかなか良い梅が手に入らない年でも
かかさず行っていたことなのに
地元の梅が出回るようになった今
申し訳ないなと思いながら
今年もやりません
理由は簡単です
「そういえば甘いお酒がキライだった❗️」
うすうす気づいてたとはいえ
これは致命的でした
毎年仕込んでも
結局小瓶に詰め替えて
友人や親戚のおばちゃんに配るだけ
それはそれで
大変喜ばれてはいましたが
「親戚の人気いらないなあ」です
ある年は委託製造と称して
仕込み用の瓶の購入代と
梅、ホワイトリカー、氷砂糖の
材料費だけで
仕込み済みの瓶ごと
友人に渡してました
ブランデー
日本酒
いろいろ試したりもしました
今では
すっかり面倒になって
やめてしまったとはいえ
お店でキレイな青梅を見かけると
つい足を止めて見入ってしまいます
その後健康志向とやらで
「梅酒ブーム」が追っかけてきましたが
仕込みに使うあの砂糖の量
そこそこ高いアルコール度数
「結構いかつい酒なのでは❓」
と他人事のように思ったり
でも楽しかったのは楽しかった
キレイな青梅の実を選んで
ひと粒ひと粒洗って磨いて
漬け込んだ直後の美しさ
キラキラの氷砂糖
輝く青さがやがて抜けてしまうまで
2、3日のあいだ
暗い部屋で
ぼんやり眺めるのは大好きでした
そういえばまだ
押入れや貯蔵庫に
仕込み年ごとの梅酒の瓶がたくさん
もし火事になったら
やたら押入れの燃焼が激しくて
「謎の燃焼促進物保管」の疑いで
しょっぴかれそうです
やばいやばい 😜😜😜