えー、
毎度バカバカしい
在宅介護のお話を一席。
なんですかねえ
昔っから常日頃
やれココが痛え
やれアソコが動かねえ
なんて弱音ばっかり吐いてるくせに
ところがどっこい
ちょっと目を離すとすぐに
ステステステステ 🚶🏻♀️🚶🏻♀️🚶🏻♀️🚶🏻♀️
やたら達者に歩いて
どっかに行っちまう
そういう困った年寄りが
そこいらにチョイチョイいるなんてえ
そんな話を聞きますなあ
そんでもって
さんざ歩き回ったあげく
ちゃんと無事に帰ってくりゃいいが
みんながみんな
運よく家にたどり着けるとは
まあ限らねえらしいやな
そうなるとまあ
とにかくしんどいのは
どこにいったかもわからねえ
ボケた爺さんや婆さんを
慌てて探しに行かなきゃならねえ
家族や介護関係者ってもんだ
ん?なんだって?
そんな厄介な爺さん婆さんなんか
ガッツリ鍵かけて家に閉じ込めておくか
はたまた
毎日デイサービスで預かってもらうか
そうでなきゃ
どうにかしてまとまったカネを工面して
どこかのグループホームにでも
とっとと入所させちまうか
なんなら
あんまり歩かねえように
最悪足の一本でも・・・ゴニョゴニョ
そいつがそうも簡単にはいかねえから
どこの家族も頭抱えちまってるってえ
そういう厳しい現状らしいですぜ
なんか画期的ないい手がありゃあ
たとえ気休めかもしれねえが
家族の精神的負担は
少しでも減るってえもんだがな
ふーん
するってえとアレだな
今日はぜひ
実家で利用登録してる
あのシステムの話を
ひとつみなさんに一丁
ご紹介しといたほうがよかあねえかい?
え?
ねこぞうさんよお・・・
というわけで
こちらについてのお話というか
この事業についての説明を
ザックリさせていただこうかなと
まあ
このチラシを見ての通り
つまり自治体が市民から集めた税金を使って
特定の民間業者に委託して
あまり知られず地味に行ってる
高齢者見守り事業
・・・そういうものです
www.city.fukushima.fukushima.jp
詳細については
平成29年6月21日施行
QRコード活用見守り事業実施要綱
こちらのクソ小難しい規定を
頑張って読んでいただくと良いのですが
そんなヒマもガッツも無いと思いますので
わたしが流し読みした結果を
どこかに行ってしまった
困ったちゃんの徘徊老人を
市民や警察が保護した際
家族や介護関係者に対し
速やかに連絡出来るように
身元特定のツールとして
QRコードを印字した
特製シールを
持ち物に貼ってもらおう
だいたいこういう趣旨かな?という
開始してまだ三年の新システムなのです
ウチの実家の場合
わたしが昨年にケアマネさん経由で
その存在を教えてもらい
市に申請し登録したので
今年でその利用は二年目になります
ですので
自動的に更新されて新しいシートが届きました
A4サイズのシールシート1枚(撥水紙)に
大 4枚
中 12枚
小 20枚
めくって剥がせるQRコードが
ダーッと印字されているというシロモノです
このシートに関しては無料なのですが
すべて使い切って追加依頼したり
衣服などの布製品にも貼り付けることが出来る
ワンランク上のアイロン接着タイプ
そちらを希望すると有料になるそうです
コンプライアンス上の問題?で
ウチの母のQRコードはお見せしませんが
試しに読み取ってみたところ
まあただ単に
市の委託業者の連絡先が表示されるだけで
対象コードからの個人特定や家族への連絡は
そちらの委託業者が
なんやかんや作業して
可及的速やかに行うという流れのようです
↓ 同封文書
↓ 市のHPより
問題は
たとえ親切な市民の誰かが
徘徊と思われる怪しい高齢者を
無事に保護してくれたとして
徘徊ボケ老人捕獲用
QRコードシール(仮)
よもやそんなモノが
この老人のどこかに
ペタッと貼り付けてあるなんて
そんなこと想像すらしないのでは?
という点
万に一つでも
このシステムの存在について
何かで見聞きしていた方に保護されたとして
システム利用者かどうか定かでないまま
通りすがりの一般市民が
見知らぬ老人を押さえつけて
身ぐるみ剥いで調べるには
相当の勇気が必要な気がします
何より
相手のご老人たちは猛者揃いで
かつ強烈なキャラクターの持ち主であり
しかもそれぞれ
取り繕いという得意技も持っているため
本人に聞いてみよう
そんなことはとうてい不可能でしょうし
いきなりあんなチラシ一枚で
読み取ってみましょう!
キャハッ!
なんてサラリと言われても
介護関係者や
実際にシステム利用中の家族でもない限り
ピーンッとくるほど
そこまで浸透してるとは思えません
現にバリバリ当事者のわたしでさえ
母の徘徊が深刻な問題になってから
実はこんなものが・・・と
ケアマネさんに紹介されるまで
このシステムがあることを知りませんでしたし
市民はもちろんですが
警察とも完全に連携ができてるとは
まだちょっと思えないのですが・・・
まあ、つまり
こんな感じになるのではと
想像してみましたので
今回は特別にお願いして
わが家が誇る
ねこぞう劇団所属のみなさんに
一般的な市民にもわかりやすいように
楽しい寸劇として演じていただきました
主な出演者
完全にボケが来てるにもかかわらず
相変わらずシレッとすっとぼけてる徘徊老人役
・カメのジジイ28歳
そっと見守る家族役
・ごま子
通りすがりの親切な市民役
・ヤカラ
・ドスコイ ・・・ではなく
・おまめ
・あんこ
熱血トンチキ新米警官役
・ちまお
・デビ
ではどうぞ
しばしご覧ください
ね?
たぶんですが
せいぜいこんな感じです
ふうっ
この手の老人関係のネタですと
ついつい長くなってしまって
なんか疲れるし嫌ですねえ
ですので今回も
次回へ続く・・・
ということで
ここら辺で失礼させていただきたいのですが
んん?
ちょいと待ちねえ
ねこぞうさんよお・・・
なんでえなんでえ!
いきなり終わりやがって
いったいどういう了見なんでえ?
親切な市民のみなさんが知りてえのは
このあとのお話
・・・ってヤツじゃあねえのかい?
なになに?
ちゃんと
すぐ続きを更新するから
ガタガタ言うんじゃあねえ!
・・・って?
しかも
ちゃんと
ねこぞう劇団も活躍するから
安心していやがれ!
・・・って?
ああ、そうかい!
わかりやしたよ・・・
それならしかたねえ
おとなしく
次回の更新を待とうじゃねえか
今回はまあ
とっぴんぱらりの・・・も
おあとが・・・も
次回へ持ち越し
・・・ってえこったな (゚∀゚)