ねこしごと

ねこと思い出ばなし、ちょっぴり金魚とカメ

もしも生まれ変われるなら

 

生まれ変わりたいと

思ったことがありますか

 

現実と理想の乖離に思い悩んで

なんとかそこから逃げ出そうとと

もがきあがいた結果

慣れないことをして疲弊したり

はたまたあきらめ果てた挙句

静かな心で運命を受け入れたり

 

ヒトの人生やその姿かたちはさまざまです

 

みんなちがって、みんないい

 

言わずもがな

あの有名な詩人 金子みすゞさんの詩の一節です

多様性社会を表す代表的な考え方として

CMやポスターで目にすることが多い文言です

 

ただしわたしは

相当なひねくれ者ですので

ついさっきこの問題大アリの電子書籍

ポイントを利用してダウンロードしましたので

秋の夜長に

じわじわ読みたいと思っているところです

 

  

以上

あまり内容と関係無い前置きでした

 

去る10月16日のことです

 

今日は自由日のはずなので

駅の西口界隈にお買い物に出かけました

 

イトーヨーカドーでしか買えない

介護用の綾テープを売場にあるぶん全購入し

老朽化していたフライパンも新しく選びました

なぜなら10月16日まで

日用雑貨・キッチン用品 

まとめ買い10%割引中だったからです

そうそう

いつものお魚屋さんでお寿司も買いました

 

今夜はパーリィナイ

 

そんな気分上々なわたしが

その晩

近年まれなレベルの

あんな恐ろしい夢を見ようとは・・・

 

丑三つ時もとうに過ぎた頃

ネコ4匹を猫牢屋へ放り込み

残る3匹と寝室へ

 

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最近購入して組み立てたものの

使い物にならなくて困っていた

リクライニングソファベッドがあったのですが

思い立ってベッドの横に設置したところ

2匹がそちらで寝てくれるようになり

わたしの傍には1匹だけ

少しだけですが

スペースが確保できるようになりました

 

今夜はのびのび寝れるかな

 

それなのにこの夢を見てしまいました

以下は

途切れ途切れの夢の内容を繋げたものです

 

 

なんて暗いんだろう・・・

 

どうやらわたしは実家にいるようでした

 

暗くて何が何やらわからないものの

間取りからいって

引っ越して新築した今の実家ではなく

生まれ育った古い家のようでした

 

わたしは「そろそろ寝よう」

かつての自分の部屋へ向かうのですが

誰かが先に

わたしのベッドで眠っていることに気づきます

 

近づいてようやく母だとわかり

起こして一階の自分の寝床へ行くよう言い

一緒に暗い階段を降りました

 

一階ももれなく暗いので

家中のすべての照明のスイッチを

手探りで点けてまわりましたが

どれも電球が切れているのか点きません

 

母の部屋は

今の実家の間取りでは客間の奥

寝床は敷いてあるはずなのですが

昔の家に住んでいたとき

母がどこで寝ていたのか

どうしても思い出せず

家の中の暗さも相まって

わたしは途方に暮れてしまいました

 

そうしている間に母の姿は消え

暗い廊下にわたしは一人きりで立っていて

トイレの横のお風呂場から

何やら気配がしたので恐る恐る覗いたものの

そこには誰もいません

 

ま、いっか!

 

母を探すのも面倒になったので

もう二階の自分の部屋に戻ろうと

暗い階段を一段一段登り始め

最後の数段まで来たところで

言いようのない違和感にとらわれました

 

あれれ?

足が重くて動かないぞ

 

ものすごい力で足を掴んでいる何か

わたしの体を階下へ引っ張っているらしく

・・・まったく動けないのです

 

これ絶対

振り返ってはダメなやつだ!

 

これまでの多彩なホラー経験から

夢の中とはいえそう思ったわたしは

なんとか這いずって

自分の部屋の入り口まで辿り着き・・・

 

目覚ましのアラームが鳴り出す前に

はからずも目が覚めました

 

実はこの夢の途中途中で

何度か目覚めて

うつらうつらしては

また夢の続きを見る

そういうことを繰り返していました

 

ですからこのようにハッキリ

夢の内容を記憶していられたのだと思います

眠ったらまた怖い夢が続くとわかっていながら

何度も眠りに落ちるなんて・・・

 

ただの無神経じゃね?

 

そう思われるかもしれませんが

カッ!と目覚めるたびに

でっかいチビちゃんのでっかい背中を探りあて

ひとしきり撫でて安心してはまた

得体の知れない世界に戻っていくという

長い長い怖い夜でした

 

もちろんオチはあります

 

ベッドの横に据え置いたソファベッド

こちらで寝ていたはずの

おにい君おまめちゃんの2匹が

いつの間にやら

わたしの足元に仲良くコソッと移動して

膝下を圧迫しまくっていたわけで・・・

その結果

軽いエコノミー症候群状態に陥って

わたしのもともと無いに等しい血流

寝ている間ほぼ死んでいたようです

 

足元に

6キロ弱のおにい君と

3キロのおまめちゃん

 

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左傍に

6キロをとうに超えた

でっかいチビちゃん

 

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温いっちゃあ温いんですがね・・・

 

もしやわたしは

無意識にうなされていたのでしょうか

隣のリビングの猫牢屋の中から

まだ時間が早いというのに

あんこちゃん

ミヨミヨ泣いている声がしました

 

心配してくれてるのかな?

 

・・・いいえ

きっと腹が減っただけに決まっています

あんこちゃんは

たいそう食い意地が張ったムスメですからね

 

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そして外がしだいに明るくなり始め

どうにかこうにか一日が始まったのでした

 

それにしても

いったいなぜこんな夢を見たのでしょう

本当に血流の悪さだけが

原因だったのでしょうか

まあ、だいたい想像はつきますが・・・

そう・・・

フライパンセット&お寿司

その呪いにかけられた

そうに決まっています

 


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前述したように

その日わたしはそれらを買ったのです

資金源は

15日に支給されたばかりの

ジイさんとバアさんの年金でした

その点に関しては

いっさい悪びれるつもりはありませんが

こんな傍若無人なツイートをしたわたしに

おそらくどこかで誰かが強い怒りを覚え

恐るべき呪いをかけたに違いありません

 

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その証拠に

ご機嫌にお寿司を完食した直後

わたしは気分が悪くなり

おまけにお腹を壊してしまったのです

 

あろうことか

わたしは調子に乗って

こんな追いツイートもやらかしていました

 

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たまのお寿司に浮かれて

寿司=誰からも愛される存在

そんな勝手な脳内変換の末の意味不明な呟き

 

・・・とんだバカ野郎です

 

どこのどいつのドイツ人失礼!

お寿司に生まれ変わろうなんて

とんでもないことを思うものですか

 

まるであの不可解な

実存主義の小説のようです

 

不思議な怖い夢を見た翌朝

目覚めたら

巨大な毒虫どころかお寿司に変身

・・・それは

何かと不便ですのでやっぱり困ります

 

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注  わたしの世代は「巨大な毒虫」が定番でしたが

      最近の新訳ではどうやら

      もっと原文に沿ったものになっているようです

     でも、わたしは「毒虫」が好きです・・・

 

こんなツイートをするなんて

我ながら馬鹿なことをしたものです

 

・・・考えてみれば

体調を崩したのも無理はありません

ここのところの蓄積した疲れに負けて

直前に頭痛薬胃薬を飲んだうえでの

ひさかたぶりの贅沢な晩餐

そしてもちろんかっ食らった大酒

きっと

カラダが追いついていかなかったのですね

 

まったく・・・

8月に発症したもののやっと完治した

あのお腹ゆるゆるノ介 

再発したらどうするというのでしょう・・・

 

munazouchan48.hatenablog.com

munazouchan48.hatenablog.com

 

どんな恐ろしい夢を見ようと

ただの自業自得でしかありません

 

怖い夢を見たんだよ・・・

あるご婦人にそう相談したところ

けんもほろろ← この言葉初めて使ったかも

 

そりゃ介護鬱じゃな

とっとと

病院に行くがよい!

 

そう言われてしまいました

なんだか山口敏太郎のような対応・・・

 

でも

わたしは確かにを感じましたよ ← キャハッ!

 

もちろん

正当な労働の対価として

今後も変わらず

親の年金には手をつけていくつもりです 👍🏻

 

なんだかどんどん

老老介護の沼に沈んでいく気分ですが・・・

 

  ↓  最近気がつくといつもこの歌を歌っています


パンをふんだ娘 主題歌.wmv

  

・・・しかしながら

 

とりあえず

不用意なツイート

体調不良時のナマモノには

細心の注意を払うべき

身をもって痛感した長い長い夜でした

 

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