ねこしごと

ねこと思い出ばなし、ちょっぴり金魚とカメ

シフォンケーキはカロリーゼロなのよ

 

わたしも一応

まあ女性ですので ← たぶんおそらくきっと

たまには色気のある話でも・・・

とは思いながらも

やはり

ネコやカメや金魚のことや

年寄りの悪口や介護について

今のところそんなシケた話しか

人様に語れることが見つかりません

 

先日・・・というか10月18日

こちらの会議に参加してきました

 

第3回

✳︎✳︎✳︎定期巡回・随時対応型訪問介護看護

             運営会議

 

たいそう

長い会議名ですねえ

 

この会議は役所の指示により

定期的な開催を義務付けされており

今回で第3回目となります

 

これまでの第1回、第2回とも

 

バックれて

すっぽかしてやろうぜ!

キヒヒヒヒヒヒッ

 

前日の夜に酔いどれてる時には

いつもそう強く心に決めるものの

当日になると決まって

 

ブツクサ言いながらも

きっちり出かけていくという

 

昔はトンガっていたものの

いつかすっかり

長いものに巻かれることを覚えて

権力に弱い小市民感丸出し

このわたしなのでした・・・

 

この会議が何かとザックリ言うと

いわゆる活動や事例報告

および介護に携わる関係者らの情報共有の機会

そんなところでしょうか

 

定期巡回・随時対応型訪問介護に関しては

以前こちらで

端折りまくって説明したはずなので

もしかしてもしかしてもしかして

興味がある方がいたりしたなら参照願います 

 

 

munazouchan48.hatenablog.com

 

munazouchan48.hatenablog.com

 

 

去年までお世話になっていたケアマネさんが

会議を取りまとめる事務局のため

利用者代表としての参加を依頼されて

今に至るのですが

 

これから

他の利用者さんにも

どんどん

参加してもらう予定だから!

 

押しの強いケアマネさん

半ば強制的に委任状を渡されて以降

この日に第3回を迎えたにもかかわらず

 

利用家族の参加者が増える

 

・・・その気配はまったくありません

 

そもそも何故なら

この訪問介護看護システムの利用者は

独居生活を送る要介護老人が多いようで

 

あとはというと

 

わたしのウチのように

娘が3人もいるにもかかわらず

それぞれお互い責任を押し付けるばかりで

自分のことで常に手一杯かつ

老人の扱いにほとほと手を焼いているような

そんな家庭の受け皿になっているようです

 

そんなこんなで

もうそこそこ長くお世話になっている手前

 

おケーキ食べながら

おしゃべりしましょう!

 

そう言われればとくに断る理由もないので

ヒョコヒョコ

出かけていくわけで・・・ 🚶🏻‍♀️🚶🏻‍♀️🚶🏻‍♀️💨

 

そもそも確かに

わたしは結構な適任なんだと思います

きっと

真面目できちんとしたタイプで

前向きに介護に取り組んでいる家族にとっては

この場はちょっと居心地が悪いかもしれません

 

そう・・・

わたしくらいが

ちょうど良いのです 👍🏻

 

わたしは常日頃

お世話になっているみなさんに対して

果敢に絡んではいくものの

 

史上最もやる気のない

深刻さに欠ける家族

 

そういう態度を売りにしているので

プロの介護・看護担当者たちにとっても

かえって気を使わず会議を進行できるのでは?

 

参加者としてこちらに振られれば

そこそこ気の利いたトークは披露できますし

余計な発言は決してせず

たとえ素朴な疑問を抱いたとしても

グッとこらえてスルーする

そんな立派な分別をわきまえていますからね

 

ただし

甘いものは苦手な生粋の辛党なので

毎回出されるお菓子は

そこそこ苦痛なのですが・・・

 

この第3回会議

基本メンバーとなっている

地区連合会長さん

介護福祉士会の方

どちらも男性なのですが

このおふた方が揃って不参加だったため

 

今日は無礼講の女子会よっ

 

と言ったかどうかは忘れましたが・・・

あ、女子会は本当ですが

無礼講 はわたしの付け足しです

 

とくに

地区連合会長のおじさ・・・

いえ、お紳士については

なかなかどうして話が長いので

第1回、第2回とも

わたしは意識を失いかけた経緯もあり

今回は所用で不参加と聞き

ホッ・・やりいっ!

そう思ったのでした ← チクり禁止ですわ!

 

女性ばかりということもあって

いつもより軽い感じで

会議は順調に進んでいったのでした

 

あはははおほほほほ

 

お茶とお菓子を頂きながら

 

独居の認知症老人の現状

認認介護の増加

服薬管理の難しさ

残薬による医療費増大

薬剤師との

更なる連携の必要性

 

お世話になっている訪問看護師さんから

こういった話を伺った後

会議も締めに差しかかって尋ねられました

 

なにか質問ありますか?

 

せっかくですので聞いてみることにしました

 

認知症薬って

ホントに

効くんですかねえ

 

とりあえず

ぶっちゃけ疑問に思っていましたので・・・

 

看護師さんいわく

 

初期の状態で処方されて

早めに飲み始めれば

それなりの効果がある

 

だからむしろ

進行を遅らせる予防薬に近い

症状が出たら

七十代には飲み始めるべき

 

だいたいそういう見解でした

 

納得といえば納得なのですが

そもそも

異変に気づいた時点で本人が病院を訪れ

認知症の診断を受けてから服用するべきで

 

なかなか本人が自覚して自ら受診といっても

正直無いかなあと思いますし

まあこの時点でハードルはかなり高いのです

 

家族や周囲が・・・って話も

無理なものは

やっぱり無理なんですよねえ

 

手前味噌でなんなんですが

 

わたしは当時仕事を辞めて

かなり暇だったので

母を連れて買い物がてらドライブしたり

実家にも頻繁に出向いていたので

母の認知の衰えが気になり

町のクリニックに強制連行

 

そこで馴染みのお爺ちゃん先生に頼んで

認知症判断テストを実施してもらい

初期認知症と診断され

認知症アリセプト

処方してもらうことになりました

 

ただしっ!

 

のちにせっかくのそのお薬

母は飲まずに

大量に隠し持っていたことが判明し

わたしの努力と気遣いはまるっきり無駄になり

母はそのまま小ボケを突き進み

今ではすっかり

立派な大ボケへと進化を遂げたのでした

 

まさにこれが

認知症あるあるです

 

ただこの実績があったため

その後受けた介護認定では

とかく認定されにくいと言われる認知症

要介護認定を受けられたということで

やはりこのステップは必要だったのだ

自分を褒め称えることにしましたが・・・

 

・・・そうそう

その日のおケーキ

会議開催場所の介護施設にほど近い

地元で人気のお菓子屋さんのものでした

 

それはそれは

大きな大きなシフォンケーキ

かなりインパクトのあるシロモノでしたので

辛党のわたしにとっては

そびえ立つ難攻不落の高い壁のようでした

 

表層部から少しずつ少しずつ削ぎ落とし

派手に崩壊させないように全意識を集中させて

どうにか食べきったわけなのですが

 

さすが

その日は女子会!

 

最終的には

そのケーキの話になりました

 

ダイエット中の方もいたようで

お二人ほどは最後まで

ケーキに手をつけるのを躊躇していました

 

そこで重鎮の看護師さん

このようにきっぱりと言い放ちました

 

シフォンケーキは

ほぼ空気なの・・・

カロリーなんて

あるわけないのよ!

 

・・・・・・

さすがに問題発言では?

 

あはははははは!

その通りその通り!

 

みんな声を揃えて仰っていますが

わたし以外は確か全員

介護や医療のプロのはず・・・

 

好物でもないというのに

巨大ケーキを完食しなければならなかった

可哀想なわたしは仕方がないので

 

あはははははは!

その通りその通り!

 

みなさんにあわせて

そう笑うしかありませんでした

 

 

f:id:munazouchan48:20181023142505j:image

 

いぬぞう・・・老人あるあるの句