ねこしごと

ねこと思い出ばなし、ちょっぴり金魚とカメ

ロード・オブ・ザ・要介護5 『闇を斬り裂く伝家の宝刀』

・・・前回からの続き

 

 

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本人が「出席したい!」と希望したので

突貫工事で体裁を整え女学校の同窓会へ(2016)

帰りにバックをトイレに置き忘れるも

田舎なので奇跡的にフロントに届けられ被害無し

このことで「急激に痩せてきている」ことに気づき

慌てて本格的な介護開始

 

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服装、メイク、ヘアセット担当

プロデューサー気取りで大股開きなわたし

・・・現在のわたしよりオシャレなのが腹立つ感じ (゚∀゚)

 

後ろに写るのは次女姉のレ〇〇ス

ついこのあいだも

「四駆でもねえ高級車なんか

 雪だまりに突っ込んだらおしまいだべ!」

そう悪口を言ったら

「親の金のハスラーのくせに!」と言われガチ反論

 

ま、どうでもいいんですけども (゚∀゚)

 

munazouchan48.hatenablog.com

 

 

 

令和3年3月24日

市役所 健康福祉部 長寿福祉課から

要介護認定に関するお通知が届きました

 

結果は・・・

 

 

申請却下

 

理由

容体変化なし

 

 

調査日から

一ヶ月以上引っ張ったあげく

届いたお通知にはひとこと

情のかけらすらない短い文言のみ

 

 

この十年

これまで幾度となく訪問調査に立ち合い

 

父母ふたりの介護認定を一人でこなし

全線全勝のパーフェクトゲームを誇るわたし

 

予想外の結果に

思わずわが目 👀 を疑いました

 

あ、実物の一部です ↓

 

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・・・オイ

クソ役人ども

正気か・・・?

ここは兵長の感じでお願いします  (゚∀゚)

 

 

容体変化無し・・・

・・・はあ?

 

変化があったから

区分変更

申請したんですけども?

 

 

これはもはや

かすかだってるとしか思えません

(訳 ふざけてる・くだらない・馬鹿にしてる)

 

 

まあ、もともと

お役所に物申す気

めっちゃ満々なわたし (゚∀゚)

 

 

・・・そう

アンナコトコンナコトの結果

わたしは

現在の市政を完全に逆恨みしているため

正直なところ

 

またかーい!

 

ソッコーそう思いました

 

わたしがこれまでネチネチ語ってきた

市への不信の理由を挙げますと(ほんの一部)

 

 

① アンナコト

 

在宅介護慰労手当をもらえない

 

毎年毎年

慰労する気もないくせに申請書を送りつけ

介護に追われるこちらの貴重な時間を

無駄に割かせたにもかかわらず

毎年毎年

バカの一つ覚えで却下してくれるおかげで

モチベーションダダ下がり

 

申請する気すら

二度と起こさせないように洗脳する

 

じつに

ありがたくも巧妙なシステム

 

 

腹にすえかねたわたし

なんの関係もない手作りマスク記事の冒頭に

いきなりコレをぶっ込んで

ささやかながら物議を醸してやったのでした

 

せっかくなのでまたご披露しますね!

キャハッ!

 

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以下 全文

 

ご担当者各位

 

まずは残暑のお見舞いを申し上げます

このたびは

「〇〇市在宅介護慰労手当」

支給申請手続きについて

各書類ご送付いただきありがとうございました

 

さて、私こと

はじめにお断り申し上げておきますが

昨年、一昨年と続いて

「慰労相当対象外」

「見守り相当」

そういう結果をいただいており

 

現在も変わらぬ介護状況が続いている以上

よほどの見直しが行われていない限り

本年も「対象外」であることは

重々承知しているつもりであります

 

しかしながら

この手続きを

こちらから自主的に停止することで

「在宅介護家庭」としての括りからも

やがて外されてしまうのではという危惧があり

引き続き書類を作成し

申請書を提出することにした次第であります

 

その上で

「慰労対象外」とされる在宅介護家庭が

それぞれ抱える問題や現実に

少しでも理解を示していただければと

今回

こちらを添付させていただくことにしました

 

当方

在宅による

介護サービス利用が長引いていることもあり

関係者の皆さまからお声をかけていただき

該当地区における

「定期巡回・随時対応型訪問介護看護 

 運営推進会議」に

利用者代表として参加している者ですが

 

介護保険情勢の情報共有、意見交換の中で

現在の国の方針について

 

「人材、財源、病床の逼迫を抑えるためにも

医療・介護を連携させた

地域包括ケアの充実により

訪問や通所による

各種介護保険サービスを利用しつつ

可能であれば施設や病院ではなく

自宅で終末まで看取るのが望ましい」

 

ザックリとしてはそういった方向性で

推し進められていると認識しておりました

 

とりわけ地方は都市部より高齢者の割合も多く

方針としては

大きく変わらないと理解していたこともあり

施設入所よりも在宅で看取るという決断に

どこか無意識で

「そうあるべき」と奢っておりましたが

毎年こちらの書類を作成しながら感じるのは

「介護サービスを多用=楽な介護」という

行政サイドからの明らかな位置づけなのでした

 

家庭内に重度の要介護者を抱えながら

介護サービスの利用は考えず

ほぼ家族間で介護を行うという古いスタイルは

関係者との情報共有の機会も少ないため

視野も狭く

とかく内向きに思いつめがちですので

最悪の場合は

共倒れの可能性もゼロではありません

 

そんな家族介護者救済策として

慰労手当の支給も大事ですが

当然の権利として

適切なサービスを受けつつ

自分たちの仕事や生活も守っていけるように

各家庭を個別に

指導することも必要なのではないでしょうか

 

厚生労働省

社会保障審議会介護保険部会においても

毎年10万人とも言われる介護離職者の問題について

再三言及されていたと記憶しております

 

また

介護者、被介護者ともに高齢者である場合

必要な情報を正しく得られる環境になかったり

介護保険制度に対する知識や理解がないために

当然受けられるサービスを知らずに

誰にも頼れないまま

ただただ身を削り途方に暮れたあげく

最終的にはお互いを傷つけてしまうなどの

不幸なニュースも時に流れてきます

 

そのようなことが起きないよう

この慰労手当においても

「申請ありき」という上から目線ではなく

必要な家庭に確実に届くように

きめ細やかな調査や対応を期待してやみません

 

個人的なことを申し上げますと

実家には

共に要介護四の父と母がおりますが

「施設入所せず最期まで家で暮らしたい」

そういう本人たちの希望もあり

定期巡回・随時型の訪問介護・看護を受けつつ

私ども家族の拙い素人介護と力を合わせて

なんとか在宅で暮らしています

 

地方にありがちな

「家族の介護は他人に頼らず身内でやるべき」

そういった暗黙、もしくはあからさまな

周囲の圧力を感じながら

私は現在も実家に通う毎日を送っております

 

最後に

コロナ禍真っ只中により

介護の現場の混乱はもちろんのこと

やがて深刻な

団塊の世代問題」も迫っております

 

来年度改定予定の

「〇〇市高齢者福祉計画・

 〇〇市介護保険事業計画 」では

コロナ収束後の社会も見据えた

将来の希望へと繋がるような

誰もが納得できる新たな指針として

市民にわかりやすく内容を示していただければ

高齢者を抱える家族として幸いでございます

 

以上

長々と失礼いたしました

 

 

munazouchan48.hatenablog.com

 

 

あはははははははは!

マジで長い

マジでそうとう

ネチッこいぞ!(゚∀゚)

 

 

あ、そうそう

 

四月に予定通り改定したらしい

「高齢者福祉計画・介護保険事業計画 」

ザックリ拝見しましたが

 

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とくに真新しいこともなく

ふーん・・・て感じで

 

つまりは結局こういうこと↓

 

医療介護連携サービスを

上手に利用しつつ

家族が在宅で

最期まで介護しましょうね

 

 

そのわりには

サービス多用する家庭

慰労手当はいただけないという矛盾だらけ

 

 

そもそも今回の母の区変申請却下

この改定と微妙に関係してる気が・・・

 

ヒイコラ言いながら

統計まとめてる年度末の最中に

区変なんかかけられたら

そりゃ面倒くさくて却下しますよねえ

 

 

② コンナコト

 

敬老の日のお祝いの景品が

前市長時代までは

地元銘菓の羊羹だったのに

現市長に代わってから

タオル一枚の配布のみ

 

わたしはド貧乏なくせに

ケチくさいことが大嫌いですし

お年寄りのことは

それなりに尊重してるつもりなので

 

 

あ、

敬老してあげるから

タオル取りに来なはれ

そこの爺さん婆さんよ

 

 

などという上から目線は

とうてい容認するわけには・・・

 

 

・・・そう!

決して

羊羹が欲しかった

わけではなくて!超辛党なので

 

 

以上

アンナコトコンナコト

おもな例を挙げましたが

他にも現市政に対する

ソンナコトを語りだすと

本当にキリがないので

いちおうここいらでやめておきますが

 

 

えーっと

結果は却下でしたけども

どうしましょう?

 

 

結果通知が届いたら

すぐに連絡くださいね!

 

 

ケアマネさんに急かされていたため

すぐに電話で伝えたところ

ケアマネさん的にも納得いかない様子

 

 

ちょっといろいろ

こちらでも確認してみます!

 

 

なにをどうやって?

 

・・・思いましたが

 

ケアマネさんの口ぶりからすると

どうやら

プロ独自の奥の手があるようでした

 

そちらはありがたくお任せすることにして

 

初黒星で味噌つけられたわたしは

今回の訪問調査について

記憶が新しいうちに

振り返って検証してみることにしました

 

 

いったい何が起こったのか

 

当日現れた調査員さん

 

実家から近場の特養ホームに籍を置く

30代前半と見受けられる男性ケアマネさん

 

 

少し若いな・・・

・・・大丈夫か?

 

男性ということは

確率的には

作業療法士 → ケアマネ職か?

 

・・・と、なると

認知症ケアよりは

身体リハビリ系が専門か?

 

これはちょっとまずいな・・・

 

 

第一印象としてはこんな感じ

 

調査員の性別や年齢

推定キャリアによって

認知症高齢者の同席家族としては

微妙に対応を変える必要があるので

ざっくりプラスマイナスを見立てると

 

 

プラス面

純朴

生真面目

忖度関係なさそう

 

マイナス面

年齢からしても経験値⤵︎

それゆえ杓子定規

それゆえ融通きかなそう

見た感じ想像力あまり無さそう

 

 

あくまで自分勝手なイメージですけど

それでもまあ

 

イヤな予感は

ズバリ当たったわけで

 

 

そんな時ふたたびケアマネさんから連絡が・・・

そして

わたしにとある提案をしたのでした

 

 

ここはひとつ

情報開示請求

してみませんか

 

 

 

 

・・・次回へ続く

 

 

 

本日のおまけ介護認定の流れ

(各地方自治体による)

 

主治医の先生がいる方はまずそちらに要相談

どうしていいかわからず途方に暮れた場合

地域包括支援センターに電話をすれば

いろいろと指示をくれますし

主治医ケアマネについても相談に乗ってくれます

 

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申請用紙に必要事項を記入して提出

(ケアマネさんが申請もしてくれます)

 

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介護認定の流れはこんな感じですが

主治医の意見書がとにかくモノを言いますので

日頃から良好な関係性を築いておいたほうが〇

「こういうサービスを受けたい!」など

事前に明確に伝えておくのも有効かと

 

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お医者さまだって人間ですからねえ

情に訴えてみるのも無駄ではないと思いますよ

 

さあ、頑張りましょう!

くすくすくすくす (゚∀゚)