今週のお題「平成を振り返る」
しつこくねちっこく16年乗り続けた
スズキのアルトラパン
小さくて平たくて四角いという
とにかくそのカタチが大好きで
買うなら絶対にコレ!
ほぼ即決でしたので
他のメーカーや車種に目移りしたり
あれこれ迷うことはありませんでした
発表当初から
デザインやセンスにとことんこだわった
今までにないコンセプトが話題となり
いわゆる当時の
おしゃれ番長さんで
あれよあれよという間に人気者に
当時のCMがこちら ↓
16年という長い歳月
この車が
さすがにこれだけ長持ちしたからには
それなりの理由がありました
まずは大きな事故に見舞われなかったこと
16年間で交換した部品は
左ドアミラーと左ヘッドライトのみ
ドアミラーは自分のせい
前の日まで何も無かった狭い住宅街に
ある日の朝に忽然と出現した
やたら内側に食い込み気味に立てられた
ナゾの標識
そいつをかすめてパカッと割れました
悔しいかな
その事故のあと
地域住民の声が届いたのか
その標識は数年で突然撤去されました
そしてもうひとつ
ヘッドライトは実家の近所のお客の仕業
実家の門扉に寄せて駐車していたところ
ハイグレードのプリウスが
突然バックで突っ込んで来たため
やはりパカッと割れました
相手のオッさ・・・いえ
ご紳士が言うことにゃ
黒い門扉の前に
黒い車を止めたら見えないよ
ほお〜なるほどねえ
それでは
舗装道路を走るネズミ色の車は?
雪道を走る白い車は?
泥んこ道の茶色い車は?
緑の中を走り抜けてく〜🎵
真っ・・・緑色の車は?
そんな甘えた言い訳は
このわたしにはとうてい通用しませんし
向こうの保険屋のオジさんが厄介だったので
きちんと警察に処理を頼みました
もちろん全額相手持ちで
部品と凹みはピカピカになりましたが
右のライトは古いままなので
左右の見た目がちょっと残念なことに
どうせなら
両方ガッツリ
やってくれればいいものを!
ハンカチをキリキリ噛み締めながら
わたしはそう思ったものでした
修理に至ったものは
思いつく限りこのくらいでしょうか
まあ通勤メインの軽自動車ということもあり
車両保険にも入っていませんでしたので
その他の細々とした傷や
チョイとした擦れや
けっこうなペッコリした凹みや
頭のおかしな隣人による
根性焼きの複数のコゲや
その程度なら ま、いっか!と
そう気にしなかったというだけでは?
そういうお話もありますが (;´д`)
そしてなにより
一番の長寿の秘訣は
いくら16年モノと言っても
毎日の通勤とチョイ乗りや買い物ばかりで
ほとんど遠出という遠出もしてこなかったため
走行距離的にはまだまだ余裕があるということ
つまり
体力温存型で
まったく頑張らず
決して力まず
のらりくらりと
低速で生き抜いてきた車
そういうことだと思います
それでも
雪道でスリップして制御不能になった時も
なんとか自力で持ち直してくれましたし
ついこのあいだのことですが
大きな交差点で青信号直進中
トンチキで運転センスゼロの女性が
世にも恐ろしいタイミングで
右折で突っ込んできた時も
わたしの鬼のようなブレーキ踏み込みに応えて
ギリギリ停止してくれましたし
もちろん
クラクションはガン鳴らししましたが
いざという時には
きちんと仕事してくれるいいヤツです
はっ・・・そうでした
故やんちゃんとの
ペット葬儀場への最後のお出かけ
泣き笑いロングドライブなど
(つまりただとにかく道に迷いまくった)
思い出は何かとつきない車でもあるのです
そんなわたしたちの16年でしたが
このお爺ちゃん車と共に過ごす時間も
あと残りわずかとなってきました
あ、たぶんです (;´д`)
あくまで
新しい車の引き渡しの日程が
当初の予定通り
このまま順調に進めばのお話です
だって、ねえ?
・・・ホラ
こんなことが!
とはいえ
コンプライアンス上決して見過ごせない
この由々しき問題も
もしかしたら
16年振りに車を買おうなどと
身の程知らずなことを思い立った
わたしのせいかもしれません
というのもこのあいだ
新しい元号が発表されたときのこと
わたしはこの記事の終盤で
奇しくもみずから
ある不吉な予言をしてしまったのです
まあ、気になる方だけご参照ください ↓
これまでも雪かきの記事に
しれっと写り込んでいたり
新車で購入した際にもらったミニチュアの姿で
フェルトの凶悪な親子に踏みつけにされたり
そういう点ではある意味
もう十分なほど
イジられてきたこの車
突然なんの前触れもなく復活した
ホイールセンターカバー事件や
車内から化石となって発見された
2年前のおむすび事件など
さまざまなミラクルもありました
ああ
なんとも
味わい深い車ですね
次の車の納車がどうなるかは
どうやらまだはっきりしないのですが
とりあえず
残された時間を有効に活用して
廃車まっしぐらの
愛車への
せめてものはなむけに
悔いのないように
思いっきり
イジってあげたいと思います
くすくすくすくす (゚∀゚)
・・・②へとつづく