・・・そうです
もちろん前回の流れが
ガッツリ続いております
お館様からの指令を
じつにウザく伝えてくれた
鎹猫のちまお太郎には
とりあえずご褒美をあげておきました
・・・で
そんなこんなで出来上がったのが
こちらの兄妹マスクです
目指せ!三百億!
なんともおめでたい話に
ちゃっかりノッからせていただきました
しかしまあ
いやはや
すごい人気ですからねえ
ギョロンギョロン目ん玉氏
早々にお亡くなりになって残念ですが
その甲斐もあったというものです
まあ、当方
真珠・・・じゃねえ
そこそこの
筋金入り鬼滅オバさんですので
世界観やその解釈には
ちょっとした自信がございます
ひそかにそう思っていたこともあり
東京府在住某美人(かもしれない)
画伯からの
タイムリーかつキャッチーなご依頼に
すっかり気を良くし
ここはひとつ
本気(と書いてマジと読む)
出させていただいたわけで
名付けて
「ナンチャッテ
キメツノマスク」
ぜひ
ご紹介させてくださいませ
使用生地/ショップ
綿/松尾捺染
シーチング「市松模様」
綿/松尾捺染
シーチング「麻の葉柄」
どちらもサイド部分は
以下の紬生地を使用しました
遠州綿紬/ぬくもり工房
無地紬「黒」
「桑染め」
今回のためにわざわざ
ドス黒い血の色に染めたゴムや
いつもの編み紐も各種用意しましたが
・・・まあ
あくまで使い勝手よりも
独特の世界観を重視した結果
つるし雛などの細工に用いられる
いい感じの飾り紐を見つけましたので
そちらも採用させていただきました
おまけで作ってしまったのが
雰囲気とイメージにのみ固執し
本来の亀甲柄はガン無視した上で
夜な夜なチクチク
暴走気味の妄想を縫い込んだ
完全自分用のマスク
「ナンチャッテ
兄弟子半半マスク」
遠州綿紬/ぬくもり工房
無地紬「桑染め」
縞紬 「夕紅」
無地紬「黒」
うふふふふっ!
・・・っ!
ハアハアハア・・・
わたしとしたことが
ついつい興奮してしまいました
・・・え?
そもそも
「半半」が謎・・・って?
それは困りましたねえ
まあ、今回は
他にも難解な用語が
チョイチョイ飛び出しますので
ブームにまだまだ乗っかっていたい方は
ご面倒でも
とりあえずググりましょうね
あ、もちろん
さっきのコイツが
兄弟子が命を賭して守り続けた
愛する弟弟子くんです
まるっきりおふざけで作った
この半半マスクなのですが
実際に装着してみた感想は
やだ!何コレ?
わたし史上
最高に
カッコいいべ!
(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
黒のゴムより
黒の編み紐にしようかしら?
それともやっぱり
黒の飾り紐が似合うかしらん?
・・・いやいや!
ここはいっそ
黒の革紐だべ!
一人でさんざん盛り上がって
さっそく革紐を試してみましたが
あまりの着け心地の悪さに
さすがに断念せざるを得ませんでした
・・・そんな感じでしたので
まあ、ご報告まで
ついでにさらに妄想すると
シンプルかつ上質なファッションに身を包んだ
わたしとは完全に真逆の
シュッとしたお洒落マダムに
コレをぜひ着けていただいて
そんでもって涼しい顔して
裏地にコッソリ
冨岡LOVE
・・・なんて
刺繍がしてあったりなんかして!
うふふふふっ!
・・・は、おいといて
兄妹マスクと
同時進行で作らせていただいたのが
こちらの二枚
使用した生地は
手持ちの在庫から
ご希望の色合いや雰囲気などをお聞きした上で
ザックリご提案し
あとはお好みで選んでいただきました
遠州綿紬/ぬくもり工房
縞紬 「大海」
遠州綿紬/ぬくもり工房
縞紬 「大地」
先の青いほうをご覧になって
アレアレアレ?
なんか
見覚えがあるぞ?
もしもそう気づかれたなら
その方は
我がネコゾノマスクの撲滅活動家
または熱心な隠れ信者 んなもんいねえか (゚∀゚)
・・・ではなかろうかと
前回登場したのがこちら
オトコマエノマスク
今回がこちら
ガハクノマスク
そうです!
同じ生地を
縦縞にするか横縞にするか
それだけなのですが
ずいぶん印象が変わるものですね
例のウイルスの野郎のせいで
突然始まった
いつ果てるともない
全国民総出のマスク生活
春から数えるともう半年以上
なんとか試行錯誤しながら
作り出してきた布マスクですが
なんやかやで時間に追われ
やっと最近
この紬生地を使った自分用のマスクを
数枚まとめて一気に作り始め
おかげでそこいら中が
紬生地のシマシマだらけになってしまいました
紐付きの二枚は
数回着用して数回洗いましたが
アイロンもかけないわりには
まあまあ
原型を維持してくれてるようです
わたしの
偏った妄想チョイスのせい
それもあるのかもしれませんが
この風景自体どことなく
ハイデモ鬼滅感が漂ってるような・・・
今回のこのいわゆる鬼滅ブーム
揺籠から墓場・・・じゃなくて
お子様から大人まで
老若男女ほぼもれなく
熱く受け入れられているようですが
なかなかに根強いというか
根深いものがあるようで・・・
初めこそ
へえ〜、ふ〜ん?
・・・てなくらいの興味しか示さなかった
素直で真っ当な
とある某中高年女性がおりましたが
わたしのような
邪な(横縞じゃなくて)漫画オバさんが
チョイと軽く宗教に勧誘したところ
速攻でアニメをイッキ見して
速攻で電子版イッキ読みして
速攻で映画館にすっ飛んでって
結果「号泣」
・・・そんな実例がございました
つまり!
うっかりハマってしまったのは
一部の特殊なマンガ好きだけではないという
まぎれもない事実
和も洋も混在する
大正という
時代設定が絶妙だった
など
ヒットの理由は諸説ありますが
もっぱら巷では
やれ
兄妹愛が・・・
やれ
人間ドラマが・・・
やれ
アニメの技術が・・・
まあまあ
それはそうなのですが
そんなんだけでしたら
それこそ
ジ〇リ作品
ですとか
3Dドラ〇もん
なんかを
可愛いガキ・・・じゃねえ
お子様と観に行けばよろしいわけで
ここはひとつ!
しがらみも体裁も
いっさい存在しないという
なかなかに
それこそ特殊な中高年女性が
お子様やご主人様の手前もあって
マダムの皆さんが
とうてい大っぴらには口に出来ないことを
一丁
明言してさしあげよう!かと
きっとそこの奥様たちも
ご自分でうすうす
気がついていらっしゃるのではないでしょうか
漫画もアニメも
これまでまるっと
スルーしてきた貴女たちが
血がドバーッて
こわ〜い!
やだ、鬼
気持ち悪〜い!
戦闘シーン
苦手〜!
などなど言いながらも
なぜか惹かれたそのワケを!
言うぞ!言うぞ!
止めてもムダだぞ!
・・・よし!
言う!
中高年女性からの支持
それは
そこに存在する
コンとフェチ
それを彼女たちが
無意識に嗅ぎ取って
コッソリ
反応しているから
まあ、試しに数例を挙げますと
危険な愛に満ちた
「ブラコン」
「シスコン」
「師弟コン」
「兄弟子弟弟子コン」
(弟、めっちゃ多いな・・・)
・
・
・
いけない五感を刺激する
「匂いフェチ」
「音フェチ」
「制服
隊服フェチ」
「装備品フェチ」
「痣フェチ」
「傷痕フェチ」
・
・
・
あとは
ちょいと声を潜めて
「死闘の果ての
身体欠損フェチ」
(生き残るの前提であとで生えてくるのもナシ)
ついでの
「鮭大根フェチ」
「おはぎ
お団子
おにぎりフェチ」
(ただの食いしん坊か・・・)
あ、お断りしておきますが
わたしは原作はともかく
アニメ版にはいっさいモエません
つまり
こういったものが
大好物な我々(誰?)とは違う
今回それを初体験した大人の方々により
(ガキンコはどうでもいいとして)
支持されたヒットではないかと
「鬼滅いいよねえ」
という感想は
作者の意図をはるかに超えた
異常現象とも言えるこのムーブメントを
隠れ蓑にした
未経験の心の発動であり
裏に隠された
アブノーマ・・・
もうヤメレー!
なかには
ホントに
清らかな心のファンが
どこかにいるかも
しれないでしょお?
あらあら?デビちゃん!
ひさびさの登場だけど
今日も可愛いねえ
清らかな・・・?
あはははははははは!
まあ
可愛いデビちゃんが
そう言うならそうかもしれないねえ
とはいえ
漫画好きの方ならばこその
アンチ意見も理解できます
コラボ
とにかく多すぎ!
とか
諸先輩
大先生方のパク・・
とか
あざとさがイヤ!
とか
・・・ね?
まあいろいろあるのは仕方ありませんね
あららっ?
調子に乗って喋りすぎ
やたらと長くなってしまい
まったくもって
穴があったら入りたい‼︎
・・・ですので
とりあえずはこの辺で・・・
次回、後編は
いつものマスク披露
布マスクの扱い方
メンテの小技や便利グッズ
そんなものの紹介などがメインとなりますが
まだまだ語り足りないこともございますので
あともう少々こんな感じです
今回はこちらの画伯に納めさせて頂きました ↓