今週のお題「おうち時間2021」
今週のお題「やる気が出ない」
無駄にダラダラ時間をかけているうちに
気づけばいつのまにか
しれっと変わっていた「今週のお題」
いまさら内容を変えるなんて
とてもではないですが
やる気が出ないので
このまま
おうち時間ということで
強行突破させていただきます
だって、なぜなら
わたしが語りたいのは
おうち時間についてなのですから!
では気を取り直して
・・・そう
おうち時間といえば
なんとなく聞こえは良いですが
軽い気持ちで始めた布マスク作り
なんだかんだでやめるにやめられなくなり
やめ時を完全に失った結果
まあ、今に至るわけで
疫病が流行ったら
ここぞとばかりに
マスクをガンガン作って
世の心優しい人々に
高額で売りつけなはれ
どこからともなく出現した
妖怪アマビエ様により
そんなありがたいお告げを受けた
とあるヒマな中高年女性によって
疫病退散
その他もろもろの念
チクチクチクチク
チクチクチクチク
ひたすらこの一年
しつこく縫い込まれたわけですから
ミシンの手を休めて
ふと 我に帰って眺めてみると
プリーツをたたんだ姿とは打って変わって
広げるといきなり立体化する
トランスフォーマー感だけが
妙に際立つ変身マスク
そのうちヘタすりゃ
誰もが寝静まった真夜中
ステステと
勝手に横歩きでも始めるのでは?
そんな錯覚すら覚えるほど
当然ながら
クオリティも上がりました
にもかかわらず
最近では依頼主もとくに現れないため
目的もなくただ作り続けられた
どこにも行く当てのない
不憫なマスクたち
なかには写真撮影すら端折られて
慌ただしく巣立っていった
ムスコムスメも数枚おりました
今では某有名大学教授とはいえ
子供の頃から変わらず
気取らず庶民的な従兄も
わあ、すごいなあ
・・・ありがとう
一枚受け取ってはくれましたが
その後
不織布が
義務付けられてるから
至極もっともな理由で
闇に葬られたらしいことを
その妹で
わたしのLINE仲間である従妹から
のちに苦々しく打ち明けられ
健治のくせに!と
ついつい心の中で
大きく舌打ちをしてしまいました
いま思えばやはりここは
健坊!健坊!
なんとコレはな
どんな中高年男性も
みんな必ず
男前になれる っつう
巷で噂の貴重な
オトコマエノマスク なんじゃよ
多少のハッタリをかましても
いつものオススメの理由を
包み隠さず
本人に正直に伝えるべきでした
ただし法事の場ということで
健坊の奥方のガードが固く
わたしのそんな暴挙が許されることは
決してなかったかもしれませんが
そんな
報われないまま闇落ちした
気の毒なマスクたちのことを思うと
こ、
このままでは!
然るべき手順を踏んで
早々に祓わなければ
今後どんな
恐ろしい呪霊と化すか
想像しただけでも恐ろしいので
今回は
緊急除霊企画ということで
チマチマ作り続けて
連休前後に大量に仕上がった
どれをとっても
同じような
とてもよく似た
やたらシマシマの
手作りマスクたちが登場するのみで
ネコもカメも金魚も登場しませんので(たぶん)
多忙かつ興味のない方は
ガッ!と文面すっ飛ばして
しれっと ⭐️ だけ
ほんの数個でイイですので
最後にお情けで付けてくださったなら
大変ありがたく思う次第であります
では
超特急(死語)で
トットと参りましょう
まずは「女性の部」
「あら!なんだか
今日の私って・・・(๑˙❥˙๑)
肌の質感がワントーン上がる
マダムの若返りのマスク」
使用生地/ショップ
遠州綿紬/ぬくもり工房
縞紬
「明明(あかあか)」
「夕桜(ゆうざくら)」
縞紬
「Beautiful Girl」
「Cool Girl」
縞紬
「春霖(しゅんりん)」
「浮草(うきくさ)」
「お寺の法事で大活躍!( •̀∀•́ )✨
親戚及びご住職に一目置かれる
マダムのセレモニーマスク」
ネップ&スラブ
「白鼠(しろねずみ)」
お次は「男性の部」
「まあ、〇〇さんって
意外と素敵・・・( ⸝⸝⸝ʚ̴̶̷̆ωʚ̴̶̷̆⸝⸝)
女性社員の熱い視線が集中!
職場の待遇もワンランク上がる
働く男のスーツ映えマスク」
使用生地/ショップ
遠州綿紬/ぬくもり工房
縞紬
「大海(たいかい)」
「烏夜(うや)」
縞紬
「晦(つごもり)」
「青海(あおうみ)」
縞紬
「にぎわい」
絣紬
「とぎれ縞 (紺地)」
縞紬
「草木(くさき)」
「木立(こだち)」
ふうっ
以上
彷徨える新作シマシマたち
・・・でした
そしてかたやコチラ
半年ものあいだ日替わりで着用され
週末になれば
無造作に洗濯機に放り込まれ
ソフト水流とはいえ
ブン回された秋冬マスクたち
パンパン叩いて形を整えたら
ベランダに乱暴に干すだけで
アイロンがけもいっさい無し
・・・そのわりには
なかなかに
シャンと
してるんでないの
チミたち!
彼らの元気だった頃の姿はコチラ
実際のところ
正直あんまり劣化もしてません
・・・そうそう
一年間チクチク続けて
わかったことがひとつだけあります
それは
地道な作業に耐える忍耐と
数をこなす執念深ささえ
持ち合わせていれば
おのずと腕はそこそこ上がる
と、いうことです
まあ
報われるかどうかは別として
(꒦໊ྀʚ꒦໊ི )
例えば
迷いのないスピード感にあふれた
容赦なく厳しい縫い目
型で押したように
精密で歪みのないフォルム
ほら
まるで機械で縫ったかのよう
・・・まあ
実際に縫ったのは
機械のミシンですけども
操作してるのはわたしですので
機械化してるのはわたし自身なのでは?
名づけるなら
中高年女性型ロボ
お針子戦機
「コウケツアーツ」
えーと・・・あ、そうそう
感染症対策に無意味な
オシャレ目的の布マスクなど
ぜひやめていただきたい
日本医師会の会長さんが昨年行った
暗いトーンのあの会見以降
(最近なんかやらかしてましたけども)
おかげで布マスクたちは
日に日に肩身が狭くなり
世間のバッシングも強まる中
ときには
フィルターを内側に貼り付けられ
ときには
息苦しい不織布と重ね着けされ
たとえ微力とはいえ
わたしを
コロナから守ってくれて
ありがとう
そして
わたしたち
コロナ禍の中高年女性を
ほんの少しでも
華やがせてくれて
ありがとう
そして
ありがとう
わたしに
マフラーを巻‥
は、違うか 祝・完結 (゚∀゚)
まあ、そういうわけで
今後しばらくは
先ほど登場した
女性用春夏新作マスク
あれらのどれかのお世話になりますので
旧作のみなさんは
また秋冬シーズンが来たらよろしく
ちなみに男性用は
ただ作りたくて作っただけで
行き先については
まったく定まっておりませんので
興味がおありの方がいらっしゃいましたなら
気楽にご一報くださいませ
国民がようやっと気づき始めたように
日本政府は
かなりのポンコツですし
このままでは
とうていコロナに勝てるわけもなく
今後数年は引き続き
何かしらのマスク的なものが
まだまだ必要かと思われますので
せつない秋風が吹き始めるその頃まで
マスクの墓場 で
どうぞ心静かにお休みくださいませ
おまけ
「本日のオニャンコポン」
担当 でっかいチビちゃん
あんこちゃん
おまめちゃん
・・・おまめちゃん
あいかわらず
ハナクソがたっぷり詰まっていますので
たまには自分でホジってくださいな (゚∀゚)
あ、おまけのおまけ