久々の介護?のお話です
最後に介護関係のネタをご披露したのが
もうずいぶん前ですし
コロナの野郎のせいで
ここのところ手作りマスク自慢ばかりで
たまにネコ記事を書こうものなら
たいていこんなことになり
もともと目指していたはずの
オシャレ猫ブログとは
どんどん遠くかけ離れていくばかり
そんな方向性の定まらない
しかもかなりの不定期更新ですので
最近たまたまお立ち寄りになった方は
このわたしのことを
病的なまでの執念深さで
偏執的かつ変態チックに
布マスクを作り続けている傍
変なネコの下半身にばかり
異常に固執している
謎の中高年女性
おそらく
そう思っていらっしゃることは
想像に難くないのでありますが
↑「ムズくない」と読んではダメです
まあ
そんなこんなで
今回は
実家の介護問題について
えー、
毎度バカバカしいお話を一席。
そういや好評?だったあのシリーズも
やっぱり放ったらかしのままですが
母のやらかす
トイレ問題や日々の徘徊に
ただでさえやる気のない性格なのに
少ない脳みそをフル回転で悩ませていたなんて
状況の一変した今となっては
複雑ではありますが
懐かしくも感慨深いものがあります
で、ザックリ概要をご説明しますと
実家の両親はともに在宅被介護者であり
長いこと仲良く
要介護4をいただいていました
実家は二世帯住宅で
次女姉がいちおう同居していますが
フルタイムで働いていますし
中身はほぼほぼオッさんなので
家事どころか
介護に対しても不勉強ですし
役に立たない
年のいった
ポンコツ同居独身息子
そんな感じの残念な存在です
まずは父のことですが
珍しく孫を抱いてるウン十年前
父(以降 爺さん)は
80代前半?半ば?(もう忘れた・・・)で
誤嚥性肺炎で入院
気管孔造設手術ののち在宅開始
退院後しばらくは
要介護5と認定されましたが
その後はずっとなぜか安定した状態となり
好きなテレビを観て
好きなものを食べ
好きな酒を昼から飲み
好きなだけ居眠りをし
たまの突発入院はあるものの
本人的にはしれっと
しごく快適な生活を送っています
気管孔の管理などのハードルもあり
家に帰っても
在宅では
それほど
長生きはしないべ
誰もが おもに執刀医さらには主治医の先生も
そう思って油断していたところ
一時は皮下注射が必要なほど悪化していた
持病の糖尿病
こちらも投薬のみでいつのまにか自然に完治し
いまでは
薬も無しでつねに正常値
そんな91歳
・・・ですので
要介護4はしごく妥当であり
認定調査の時期がやってくるたびに
むしろ要介護3とあらたに判定され
レベルダウン?
レベルアップ?
してしまうのではないかと不安で
・・・爺いよ
頼むから
やらかしてくれるなよ
祈るような思いを胸に
訪問調査に毎回立ち会っております
あ、ただし
立ち上がってもプルプルして
生まれたての子鹿的歩行困難ですし
声門閉鎖手術で声を失っているので
かつて現役の頃のような
気取り屋全開の
余計なお喋りも今はしませんので
その心配はないかもしれませんね!
え?
なんですって?
要介護4→3に
区分変更ということは
元気になってるわけで
いったいなんの問題が?
まあ
そうなんですけども
そこはまあ
介護サービス利用
そこにまつわる
オトナの事情が・・・
とはいえ
ウチの爺さんは
デイやショートのいわゆる通所サービスは
最初から断固拒否して
いっさい利用しておりませんので
プラン的にはなんとか
枠に収まっている状態
・・・よって
爺さんは
要介護4で問題なし!
・・・一方
問題は
今回の主役となったこの方
こちらもウン十年前の姿
2012年5月頃はまだ元気でとても太ってました
ちなみに抱いているのは
あんこちゃんではなく
あんこちゃんの実父で
地元の大ボスだったオジタン氏
デカい顔もデカい身体もソックリです ⤵︎
母(以降「母」)
認知症絶賛発動期から
地獄の徘徊期を経て
いまではほぼ寝たきり状態の母ですが
症状が進むにつれ
様々な事件や問題を引き起こし
その都度
知恵と勇気と力技 ←ほとんどコレ で
医療・介護関係者との連携により
なんとか乗り切ってはきたものの
いつ終わるともしれない
予測不能な母の行動にビクつく日々に
身内間もおのずとピリピリし
つねに一触即発状態
まあ
介護家庭の家族間抗争
そんなものはよくある話で
そんなことよりも
とにかく厄介だったのは別の問題
母の行動を「容認できない」として
通報や糾弾を繰り返した
ご近所のオッさんたち
熾烈なご近所トラブルの最終的な矛先は
なぜか実家の同居姉ではなく
別居のわたしへ一方的に向けられたものですから
たまったものではありません
まあ、おそらくはですが
ご近所のオッさん的な方たちは
社会の序列に変に鼻が効きますので
最下層のコイツなら
アタマ押さえつければ
黙って言うこと聞くべ
・・・くらいな
軽い思い込みだったのでしょうが
オラが村の意地悪オッさんたちは
わたしのクイック返り討ちにあって
その判断の甘さを
ギャフンと思い知らされるとともに
大恥をかかされることになりましたとさ
とっぴんぱらりのぷうっ 💨
で、
なんの話でしたっけ?
あ、そうそう
あとは
忘れてはならないアレです、アレ
徘徊中に捕獲されて
そのまま警察のご厄介になった件
ついでにその流れで
怒れる神の正義の鉄槌が
次女姉に
ドカーンッ!💥と下された
スカッと爽やかな出来事などなど
なかなかに忙しく
かつスリリングな数年間でした
介護とは言っても
プロの方々を信頼して全面的にお任せしており
わたしのおもな仕事と言えば
在庫管理
物品調達
日程調整
書類作成・署名捺印
関係各位との人間関係構築
あとは何気に大事な
季節毎のご挨拶(付け届け)
それらが主で
当時の母はそこそこ健康で
食事はなんでもモリモリ食べましたし
徘徊で鍛え上げられ足腰は丈夫
問題は
脳の機能の衰えのみでしたので
わたしもまだそう大変でもありませんでした
最近はさすがに母に関しては
褥瘡の処置や排泄関係、食事介助が加わりましたがソレはソレ
ですので
片手間にこんなことして
ひとりでニヤニヤするような
そんな時間的余裕も十分にあったのです
・・・
われながら
なんじゃコリャ (゚∀゚)
ただし!その一方
同時進行で
母のやらかした餌やりによって
当時の実家の庭は
野良猫たちの出産育児のホットスポットとなり
例のご近所トラブルの結果
わたしはつねに数匹ずつ連れ帰り
自分のペット可アパートにおいて
過酷な子育てを強いられておりました
例1 あんこまめ姉妹
こんなちんまいのを捕まえたら
だんだん可愛くなって
そうとうな美人姉妹に育って
甘やかして育てたらやりたい放題で
今ではとんでもない
ヤカラ姉妹になりました
例2 ごま子
こんな幸薄そうなのを捕まえたら
一緒にいるのは実家組「チョビ髭兄やん」
よく見たらなかなかの美人さんで
ところがある日
ひょんなことからこっ酷く噛みつかれて
微妙な距離感を保ったまま
今ではこんなん
まあまあ
本人は幸せそうに暮らしています
例3 デビちま兄妹
はじめはこんなシナシナに萎びてて
またきっと育たないだろうと覚悟してたら
予想を覆して頑張ってくれて
マッハで元気に可愛くなって
溺愛した結果
これまたやりたい放題に育ちました
まあ別に
イイんですけども
認知症のなせる技なのか
ただ単に持って生まれた猫好き故なのか
ちょっと定かではありませんが
認知症の進んだ母本人は
猫にまつわるほとんどのことを
今では完全に忘れてしまったため
野良猫たちとの縁もすっかり薄れ
おかげさまでここ数年
実家の庭であんなに起きていた
楽しい厄介事は皆無となりました
現在はと言えば
他県在住だった長女姉が
家族で地元に戻って来たことをきっかけに
実家シフトにも入ってくれましたので
わたしの介護負担割合はけっこう下がりました
そのかわり気づかぬうちに
血圧のほうは上がっていましたが
くすくすくすくすくす
・・・うーん
時間軸がわからん!
そう思われるお暇な方は
いっそカテゴリー「介護」で検索して
これまでの経緯を時系列を追って
振り返るのもコレまた一興かと
で、今回はあくまで前フリであって
次回からこそが
本編の始まりなのであります
・・・お気づきのこととは思いますが
これから始まるお話は
母の介護認定区分変更
(業界用語で区変と言う)
要介護4 → 要介護5
早急な区変申請が必要となった経緯と
紆余曲折を経て
ゲットに至るまでの一部始終
その実録ドキュメント感動巨編になる予定(⁉︎)
とはいえ
いつも通り長くなる予感がするものの(ヘタすりゃ6部作)
当の本人に飽きが来て
途中で面白オニャンコポン記事を
無理やり差し込むこともあろうかと
そしてそもそも
爺さん婆さんの体調が急変するなどの
やむにやまれぬ問題が生じた場合
バッツリ打ち切られないとも限りませんので
どうぞ皆さま
悪しからず (゚∀゚)
本日のおまけオニャンコポン
実家の庭で保護した第一号はこの方でしたが
こんなだったのが
今ではこんなん ⤵︎
全然イイんですけども