最近めっきり
気力/体力の衰えが顕著なオバサンが
浅い知識のまま
ガラにもなく音楽の思い出話です
もうずいぶん
遠い昔のような気がしますが
3ヶ月ほど前の実家でのことです
わたしは
古い一冊のアルバムを
しつこく探していました
ただでさえ日頃から
エコモード運転を心がけて生きているのに
なぜそんなことに
無駄な労力を使ったのかというと
とある一枚の写真が
どうしてももう一度見てみたかったからです
それはわたしが子供の頃
となりの親戚が飼っていた
気弱なデカ犬のことが好き過ぎて
さんざん遊んだついでに
大きな汚い犬小屋に潜り込んで
例のクソ憎たらしい顔を出して
げっへっへーっ と
微笑んでいる写真です
・・・ほおら
だんだんちょっと
見たくなってきましたよね
だって
この顔ですからね
筋金入りの憎ったらしさです
その結果
まったく別種の
貴重な思い出を発掘したわけなのですが
その際
山のようなカセットテープの下から
数枚のLPレコードも掘り出されていたのです
まさかの
アルバム違いでしたが
素敵かわいい
山下久美子 姐さんが2枚
ただし
レンタルのシールがついてるのが不気味です
・・まさか返却せずにバックれたとか・・・?
やばい・・・ま、いっか!
間違いなく時効ですもの
キャハハハハハハッ!
そして残りのレコードの大部分は
同じアーティストのもの
美少女のわたしが
大人の階段を
登ったり降りたりしながら
大好きで聴いていた
NOBODY の兄貴たち
・・・なに?
ご存知ないですと?
・・むっすぅ〜 💢
まあ
とりあえずお聴きください ↓
・・・聴き覚えのある大ヒット曲ばかり
美声ではありませんが味があります
しかしながら
このいかついグラサンのオジサンたちは
有名アイドルの曲を
カバーしているわけではないのです
そう!
ぜーんぶ
彼らが作ったのです ← 主に作曲
提供楽曲が多すぎて
ここにすべて記すことは無理なので
良い子は各自でウィキってください
一説では
音楽業界における 藤子不二雄
そう呼ばれているとかいないとか
矢沢ファミリーの一員だった彼らですが
80年代の初めの矢沢永吉の渡米後
NOBODY を結成し
怒涛の音楽活動を開始します
お得意先としては
吉川晃司
それこそ
山下久美子 も・・・
変わったところでは
悲しみのモノクローム(作詞、作曲)
↑ ・・・おやおや作詞もしてますねえ!
口唇からショット・ガン(作曲)
↑ ・・・おっかないなあ、議員さんたら!
それ、ショットガンでもないし・・・
最後のおふたりはまあいいとして
うーむ
・・・やっぱり
いい曲ばかり・・・
そもそもどうして
わたしがこの彼らに惚れ込んで
レコード買ってはカセットテープに落として
あの 日立パディスコ で聴いていたのか
馴れ初めは覚えていないのですが・・・
おそらくは
勉強?しながら聴いていたラジオが
ファーストコンタクトではなかったかと・・・
あれ?
そういえばわたし
いつから
聴かなくなったんだろう
進学だか就職だかの
ちょうど節目の頃で
生活が様変わりでもしたせいなのかしら・・・
2000年以降の活動については
各馴染みのアーティストたちへの
ゲスト参加が多いようです
いろいろ調べてみて少しわかったのは
あの発掘レコードたちの後
所属レコード会社の移籍など
活動にも変化があったようです
その移籍を機に
楽曲提供は少し控えるようになったのは
本来の自分たちがやりたかった
音楽の原点に
回帰していったということなのでしょうか
ところがどっこい
そうとばかりも言えないようです
なにせ
ぱったり聴かなくなったっきりですので
存じあげなかったのですが
その後も彼らは変化し続けた感が・・・
もともとは
和製マージー・ビートと呼ばれ
ちょっとアナログな感じが
初期の彼らの音楽でした
いわゆる日本で呼ばれる
リバプール・サウンドってヤツですが
と、言われても
ちんぷんかんぷんじゃー!
・・・そうですよね
とりあえず
ビートルズ を
イメージしてもらえれば・・・
そうでした・・・
あまり得意ではないですが
この方に言及なんぞしてみようかと・・・
極寒の大地をその細腕で開墾し
ひたすら過酷な野良仕事に勤しむ
Mrs. ノラシゴター
・・・なんか違う?
ああ、ニワイジラー でしたね
こちらの
人気マダム美人ブロガーさんの記事を読んで
↑ たっぷりと褒めたぞよー! 顔知らないけど・・・
いつか書こうと思っていた
わたし自身の
NOBODY愛 を思い出したのです
ここまで言っておいて申し訳ないのですが
じつはトビーさんの貼った
ドアーズの動画 が気になって・・・
アメリカの人気バンドだった
ドアーズの
「Hello,I Love You」と
ブリティッシュ・ロックの王道
キンクスの
「All Day
And All Of The Night」
この二曲がそっくりだというお話は
巷ではちょっと有名だったりするもので・・・
このキンクスも
いわゆる マージー・ビート と括られており
注目のこの曲も
彼ら NOBODY がカバーしていました
ホントによく似ててちょっと面白いですよ
The Mersey Beat Medley 1 by NOBODY
そもそも
わたしとの出会いとなったラジオでも
その マージー・ビート について
熱く語ってたような気が
しないようなするような
やっぱりしないような・・・
稀代のヒットメーカーだった彼らは
わたしが聴いていた頃には
もうすでにオジサンでした
今やもう
いい感じのお爺ちゃんのはず ・・・失礼
それぞれ好きなことを
思う存分やっているに違いありません
これ以上アレコレほじくらずに
愛を込めて
そっとしておきますか・・・
余談ですが
NOBODY とは
(代名詞)誰も〜ない
(名詞) 名もない人、取るに足りない人
なんて謙虚なんでしょう
いつかそのうち
わたしが聴かなくなった以降のアルバムを
ちゃんと揃えて聴いてみようと思います
それと
レコードは発掘したものの
今のところ聴けないので
またソッとそのまま
元のヨド物置にしまいました
・・・ですので
この CD BOX が欲しいです
それとこのへんの CD も・・・
そうでした!
先ほどの山下久美子姐さんの
謎のレンタルレコード
あれはおそらく
レンタル屋さんで中古品を買ったか
ゴミ捨て場から拾ってきたか
・・・まあ
きっとそんなところでしょう
こう見えて
曲がったことは嫌いなわたし
そこそこキッチリしているのですよ
レンタルしたら
ちゃんと返却いたします
ん?・・・ああ ⤵︎
ゴミ捨て場から持ち去るのも
そういやダメなんでした・・・
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