今週のお題「ハロウィン」
今日はハロウィンです
確かわたしの記憶では
ハロウィンとは縁もゆかりもない
とあるアジアの片隅で
その趣旨も由来も分からぬまま
若い人たちだけならまだしも
さほど若くもない人たちまでもが
入り乱れて街へ繰り出し
とかくセンスのない扮装をして
世間の失笑を買い
数年後になって
かつて投稿した動画や画像を見ては
猛烈に後悔する
あ、この説明で
だいたい合ってるんですよね
ただし首都圏限定なんでしょうか
東北以北は
この時期の夜はもう寒いし寂しいし
夜間の外出なんて考えただけでも億劫で
夜は暖かい家の中で
太った猫たちとぬくぬくしているほうが
・・・ずっと利口ですね
去年のわたしは
なぜかやる気に満ちていたため
一日中猫たちを追いかけ回して
おかしな写真を撮り
ハロウィンと称したそれっぽい記事を
前後三日間連続で更新していました
できれば今年も
チャレンジしたかったのですが
わたしも太った猫たちも日々に追われ
この一年で
すっかり老け込んでしまったため
泣く泣く諦めることに・・・
それでもゆうべ
ちょっとは努力してはみたのですが
協力者として唯一の頼みの綱だった
でっかいチビちゃんが
えらくご機嫌斜めでいらしたため
撮る写真すべてピントも甘く
表情もこんな具合なので
これではまるで
内山信二くんが猫の仮装をして
ただカボチャをかぶっているようです
しかたがないので
ハロウィン過去記事まとめ
そういうことで手を打つことになりました
ちなみにタイトルは
コチラをもじらせていただきました
えーっと・・・
SUNTORY★CM★Ray Charles レイ・チャールズ - Ellie My Love (いとしのエリー)
・・・じゃなくて ← こんなCMありましたね
レイ・パーカー・ジュニア
・・・でもなくて ← ハロウィンですからね
レイ・ミステリオ・ジュニア
・・・なんかじゃなくて ← ふふっ誰でしょうね
・・・そうそう!
もちろん
レイはレイでも
この季節に読む
ブラッドベリやキング
それが
わたしのひそかな楽しみなのです
- 作者: レイブラッドベリ,Ray Bradbury,伊藤典夫
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彼らの小説にどっぷり浸かることで
本場のハロウィンの
ひんやりした秋の空気
そもそもの夜の恐ろしさ
そういうものを
疑似体験できる気がするのです
みなさんも
せめてハロウィンの夜くらい
静かに物思いにふけったり
好きな音楽を聴いたりして
お気に入りのお酒でも飲みながら
過ごしてみてはいかがでしょうか
そういえば
レイ・チャールズをググっていて
先ほどの
サントリーのCM動画を見つけたわけですが
サントリーといえば
かつてバブルがはじけるまでは
莫大なギャラを支払って
海外のビッグスターを起用して製作された
さまざまな
洋酒のCMがいつも話題になりました
なかには名作として
今も語り継がれているものも少なくありません
ちなみにわたしは
あまり大きな声では
言いたくないのですが
むかしむかし
ミッキー・ロークって
超イケてんじゃん!
・・・そう思っていました
ちょうど映画も
ナインハーフが大ヒットでしたし
もちろんレンタルして
三人姉妹で固唾を飲んで観たものでした
近所の酒屋の婆さんから
彼のリザーブの巨大ポスターを頂いた時は
うひょおーっ!と
わたしは浮かれて小躍りもしました
それなのに・・・
まさか数十年後
あんな
トンデモおじさんに
変わり果てるなんて・・・
人間わからないものですねえ
もちろん現在のネット画像を探して
ここに貼り付ける気になんかとてもなれません
せっかく久しぶりに会えた美しい姿ですしね
その記憶だけをとどめたいと思うのです
独特のニヒルな笑みを浮かべて
琥珀色のグラスを傾けていた彼は
本当に素敵だったというのに
まったくこの事態を
誰が予測できたことでしょう
・・・ふうっ💨
そして
まさかいま自分がひとり
毎晩のように猫を相手に
当時はあまり得意でなくて憧れだった洋酒
リザーブだろうが
VSOPだろうが
もはやなんでもござれ
そんな夜を
過ごしているなんて・・・
人生はハロウィンよりも
よほど謎に満ちているようなのです