しばし想像してみてください
・・・たとえば
もしもあなたが神ならば
この世のすべてはあなたのもの
あなたこそが万物の創造主
良いことも悪いことも
もはやなんでもやりたい放題です
そうですねえ
わたしだったらどうしましょう
とりあえず
自分以外のブログのアクセス数を
一律でちょっとずつ
地味に減らしてやりましょうか
あ、なんなら一律じゃあなくて
ガッツリとピンポイントで・・・
くすくすくすくすくす
・・・では
もしもあなたがカモならば
まあ、鳥の鴨とは限りませんしねえ
もしかしたら
あっちのカモかもかしら?
それはちょっと困りますね
・・・それそれまだまだ
もしもあなたが牡蠣な・・・
例えがわかりづらいので
・・・本題に入りましょう
もしもあなたがカメならば
・・・そう
もし〜もっ
あなったがっ
フフーンフンッフフンッ🎵
というアレですね ← 違うと思うぞ
あなたは変温動物の爬虫類
お部屋はつねに
ビッチャビチャの水浸し
ズボラな飼い主に
水中ヒーターすら入れてもらえずに
迫り来る寒さに怯え
たまのお天気には自力で甲羅干し
メニューはいつもお決まり
テトラレプトミン
ノーマルとスーパー
たまに申し訳程度に乾燥川エビ
ゴハンのクオリティは
飼い主の気分と夕飯次第
ときにはマグロやエビが振舞われ
タイやヒラメの舞い踊りに
ジジイのカメも思わず狂喜乱舞です
・・・そうです
念のためにもう一度言いましょう
想像してみてください
今のあなたは
28歳のジジイのカメなのです
ご老体の痩せた背中には
いつもいつでもクソ重い甲羅 ← チョイ凹んでます
朝から晩まで
つねに背負い続けなければなりません
着脱可能な装備品ではないため
あ、よっこいしょと
背中から外して
横にチョイと置くわけにはいかないのです
なんて辛く過酷な日々
まるで拷問としか思えません
このジジイのカメが
いったい何か
前世で罪でも犯したというのでしょうか
28歳のカメのジジイは
今日もジッと己が手を見つめては
ふうっとため息をつくのです
ああ・・・
こんなに荒れてしまった
手だけではありませんよ
寄る年波と荒んだ生活で
お肌もカサカサでシワシワです
いくらお水に浸かっても
なんの保湿効果にもなりません
季節は着実に冬に向かって突き進み
やがて北国は
白い雪に包まれることでしょう
それなのに水中ヒーターも入れてもらえず
汚れたお部屋の掃除もしてもらえず
水換えもしてもらえず
冷え冷えのお水の中で
寒い寒いと震えながら
ただひたすら
じーっと恨めしげに飼い主を・・・
へ?
はあ?
イヤだなあ、悪口なんか・・・
ヒマだなんてとんでもない!
ああ、忙しい忙しい!
今年は暖冬だって話だよ?
じゃあ、いっそ水から出てれば?
ああ・・・アレねえ
・・・そうねえ
ちぇっ
しかたないからやるか
ということで
ジジイのカメも
冬仕様にチェンジです
微に入り細に入り
ジジイの厳しいチェックがはいります
掃除オッケーじゃな!
ヒーター
うむ、よろしい!
クックックッ
これで
今夜はポカポカじゃのお
カメのジジイは
すっかりご満悦のご様子です
でもねえ・・・
そもそもあなたのお部屋の定位置は
エアコンの真下の特等席で
いちばん暖かいはずなんですけど?
・・・ねえ?
あ、そうそう
言い忘れてきましたが
そのヒーターのコンセント
まだ入れてませんから!
くすくすくす
カメのジジイの28回目の冬が
もうすぐ始まろうとしていますが
まだまだこの通りお達者です
あいも変わらず繰り返すのは
頭から真っ逆さまの転落人生
今回もどうやら足をグネったようです
首の具合も心配なところですが
おそらくそこはカメのジジイのことですから
大いなる老人力で
痛みも何も感じないことでしょう
どうやらカメの28歳は
人間に換算すると
軽く100歳超えだそうです
なんの気負いもなく
しれっと生きているように見えて
なかなかどうしてたいしたものです
そんなカメのジジイにも
厳しい冬は
もうすぐそこまで来ています
勝手に掲載してすみません ↓
一般的な水棲のカメをお知り合いに持つ方は
ちょっと試してみてはいかがでしょうか
おまけ
いったいこのカメが27歳なのか28歳なのか
正直サッパリわからなくなってしまい
記事によって27歳だったり28歳だったり
行ったり来たりしてしまっていることに
今回やっと気がつきました
なにせわたしも
そこそこ長く生きてるババアですので
記憶もすっかり曖昧になっているのです
ただどうせそんなこと
誰も興味がないだろうと思いますし
わたしとしても
実にどうでもいいことですので
まあいいか・・・と
過去記事も訂正するのはやめておきますね
カメ記事たくさんありすぎて大変なので
一部のみピックアップです
カメがお好きな方は
どうぞご自由に検索してみてください ↓